論点はそこじゃない‼
川崎の殺傷事件で思う事。
メディアでは児童へ対する安全対策が取り上げられ、コメンテーターも司会者も頭を抱えていたが…
今回の事件の論点はそこじゃないと思う
事件には必ず背景がある。
容疑者の生い立ちや今までの生活を見てみると事件の背景を物語っている
容疑者のような状況に置かれている立場にいる人は他にも沢山いるだろう。
事件を起こす人と起こさない人の違いはなんだろう
容疑者はきっとプライドがとても高かった人だと思う。負けず嫌いでもあっただろう
嫉妬深くもあり、愛されたい、寂しい
人間なら誰でも持ち合わせてる感情がコントロール出来るか、出来ないかの違いで誰でもが一歩間違えば犯罪って以外と簡単に起きてしまうのかもしれない。
社会問題にもなっている引きこもり
実は中年の引きこもりが一番多いらしい。
中年の引きこもりの親は当然高齢者となるのだけど、高齢者の親が子供の行く末を心配しているケースが多くて、今回の川崎の事件も高齢者が引きこもりの子供を抱える社会問題の象徴のような事件だと思う。
おそらく、引きこもりと言われる人達はプライドが高いだけに劣等感を強く、引きこもりというレッテルを貼られてしまっている事に怒りさえ感じているだろう
本当は皆と同じように自分を主張したいし、幸せにだってなりたいはず
でも一度迷い込んでしまったトンネルから抜け出せずにいるだけ
抜け出しかたが分からないだけ
抜け出す気力がないだけ
そのトンネルからの救出の手助けをする事がこのタイプの事件の解決には重要なのではと思う。
川崎の事件では行政がアドバイスを提案してそれを実行していた矢先の出来事だったみたいだが、やり方が良くなかったのだろう
きちんとした専門家を備えてプロの指導のもとアドバイスする事が大切なんだと思う。
とてもデリケートな問題だから。
子供たちを守る事は勿論大事。
でもセキュリティー強化をしても、人間の心の闇の問題を解決させないと意味がないと思う
闇を解決する知恵を皆で考えて、二度と同じ過ちを繰り返さない事が被害を受けられた方への一番の供養になるのではないだろうか