Missing Persons
CHAGE&ASKAのファンであるが、密かにサザンオールスターズも好きだ。
30代に入った辺りから、桑田さんの造る音楽に魅力を感じ始めた。
原さんのニコニコしたあの笑顔も、親戚のおばちゃんに似ていて妙に親近感が湧く。
今日、北朝鮮がまたやってくれた。
熊本にまさかの地震が起きた時も穏やかな日常に予告もなく、ある日突然に起き、地震だと認識出来るまでに暫く脳が混乱した。
今朝は、その地震の時の恐怖が蘇った瞬間でもあった。
『Missing Persons』とは
未だ帰らぬ、横田めぐみさんの事を歌っている桑田さんが造った音楽だ。
その歌詞の中に
「彼(アイツ)だってひっしこいてやってくるんだ。家族愛と人間同士は変わらない」
という歌詞がある。
確かに、色んな事を省いていけばもともとは同じ血が通った人間のはずだ。
彼にだって家族愛があると信じたい。
怪我をすれば痛いだろう?
大切な人がいなくなったら辛くないのか?
もう、そういう次元ではないのか?
???ばかりが付いてしまう。
今朝のミサイルでは恐怖を感じたが、その前に、未だ帰らぬ娘の帰りをあの時のまま待ち続けている人がいる事も忘れてはいけない。
災害、事件、事故、戦争……
内容は違えど、悲しみや無念は変わらない。
一人一人が代わりのきかない尊い命。
横田めぐみさんも1日も早くご両親の元へ。
彼も振り上げてしまった拳を下ろす事は容易ではないのかもしれないが、そこからは何も生まれる事はないのだから、1日も早く拳を下ろしてもらいたい。
皆が笑って過ごせる平和な日常を取り戻せますように・・・