『長幼の序』
年上を敬い、年下を可愛がる
私よりも40年も人生の先輩である、知人の教えです。
その方は、戦争を経験されてます。毎回、お会いする度に、当時の話をされます。
今では想像も出来ないような事を経験された実話はリアルで、今では貴重な話です。
やがてそういう事を伝えてくれる方々も居なくなってしまうのでしょう。
30代も中盤を過ぎ、今、強く思う事があります。
『人生は経験』だな~と。
一年間過ごしていると、初めて経験する事や、知ること、要領を得たり、コツを掴んだり、成長している部分は絶対あるはずです。
その繰り返し。
そう考えると、やはり年長者は人生の先輩であり、敬うべき存在なのだと、強く思うようになりました。
壁にぶつかった時、悩んだ時、意地を張らずに、人生の先輩に聞いてみると、よきアドバイスを頂けます。
ありがたい事です。
どこに行っても、『まだ若いね』と言われてた時期がいつの間にか過ぎ、今度は自分がそのセリフを年下の人に言っている年齢になってしまった😅
初々しくて若い人を見ると、懐かしい自分を思い出す時がある。
楽しかった思い出というよりは、いつも道に迷ってて、世間知らずのくせに強がりで。
自分に余裕がなかった20代の自分…。
職業柄、年上の人達からは本当に可愛がってもらったから、今度は私が返していく番だね。
『年上を敬い、年下を可愛がる』
充実した人生を送るための先代の教えだと思っています。