cocorosalon’s diary

CHAGE&ASKAがやめられない。。。

美容業界への復帰に向けて

ちょっと自分の人生を振り返ってみます。

 

調理師の資格を取れる高校を卒業後、ある人との出会いをきっかけに、興味のあった美容業界(エステサロン)に就職する事になりました。

 

最初は当然ながら雑用から。タオルの洗濯から次のお客様のベッドのセッティング、お客様のフォロー、お店が円滑に回る為に陰ながら一生懸命に働きました。

次第に技術的な事もやらせて頂く事となり、オイルマッサージは大好きな施術の一つでした。

こちらのサロンは、約1年程で退社。

 

 その間、温泉施設でのアカスリエステ等も経験しました。

こちらでは女性だけではなく男性のお客様も来られます。男性の身体は女性とは異なり、筋肉が硬く身体の面積も大きいので、1人終えるとクタクタになっていた記憶があります。これはこれで貴重な体験でした。

 

そして、

二件目の新しいサロンに就職します。

こちらのサロンでは、最初オーナーが一人でサロンを運営されてました。

私は、一番最初となる従業員です。

とりあえず、最初に就職したサロンで得た知識と技術をこちらのお店で生かす事としました。

オーナーからは大変感謝されました。

私も生かせて良かったと思いました。

こちらのサロンでは個人サロンでありながら最新の痩身マシーンを持っており、お客様は日ごとにどんどん増えていきました。

 

営業時間終了後、オーナーと売上を計算すると、毎日毎日、凄い金額の売り上げ額が上がっていました。

 

それはそれで、オーナーの機嫌も良くなるし、自分のお給料にも反映してくる事なので売り上げを上げる事に力を注ぐようなスタイルが定着していきました。

勿論、売り上げを上げるという事は大切な事です。

 

しかしながら……

 

 

この頃から、自分の中で葛藤が生まれはじめました。

本当にお客様は、満足してもらえているのだろうか?

癒されて帰ってもらえているのだろうか?

 

と…………。

 

そんな壁とは裏腹にお店はどんどん売り上げを伸ばし県外へ数店舗、お店を増やし、私もほぼ仕事に自分の時間を費やす生活が続きました。

本当に忙しい日々でした。

 

 

見てみぬふりをしていた壁は、私へ、身体の不調として現れてしまいました。

 

精神薬に抵抗のあった私は、月に数万円もする漢方薬にお世話になりながら、限界ギリギリの身体でやっていました。

 

そして……、ついに人に触れる事が嫌になってしまい……。

 

エステティシャン人生、もう終わりです。

 

私にはこの仕事しかないと思ってましたので、本当に脱け殻のようになりましたね。

 

退社してから失業保険で過ごした半年間、精神的肉体的、とても辛い時期でした。

 

もうこの仕事に戻れる事はないだろうと。

 

 

でも、いつか、いつか、今度は自分で自分の思うお店を出そう。

そんな希望が小さく芽を出すようになってきたのです。

 

この小さな芽は私の生きる希望になりました。

 

アパートの一室でいいんです。

 

どこにも吐き出す場所のない癒しを求めているお客様の拠り所を作りたい。

 

お客様が来なくて生活が出来ないなら、アルバイトに出ればいい。

 

その場所を作って、1人でも私の施術で癒されてくれる人がいたら、それだけでお店を出した意味がある。

 

 

もう一度、あのお客様の喜んでくれた笑顔に会いたいな。

 

 

あの時の壁の苦しみは私にとっては絶対に必要だったはず。

 

あの苦しみがあったから、今の自分がいる。

 

 

これからも壁にぶち当たる事は沢山あると思うけど、自分で選んだ道。

なんとかくぐってみせます。

 

 

あと2年後です。

 

 

もうすぐです。

 

 

頑張るしかありません。